文化祭の模擬店から学ぶ!充実したお金の使い方

今回はお金に関する話題になりますが、どちらかというとタイトル通り文化祭の模擬店+αにまつわる豆知識がメインになるのでお気軽にご覧ください。

模擬店の概要

そもそも模擬店(もぎてん)ってなに?


模擬店というと若干かたくるしい感じもするので、わかりやすく言い換えると「おいしい食べ物や雑貨がたくさん売られているお店(屋台)」のことを指します。文化祭のイメージとして、真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

文化祭に限らず、お祭り気分を盛り上げるうえでは欠かせない存在ですよね。文化祭の場合だと、模擬店のユニークな看板装飾などもひそかに見どころの一つです。
食べ物だと、フランクフルト焼きそばといったメジャーな焼き物から、ワッフルタピオカといった洋風なものまで至れり尽くせりですが、筆者は焼き音や匂い、雰囲気だけで大体満足してしまうこともあります(笑)。

こんなにあります!模擬店のメニュー

ちなみに文化祭で見られる食べ物系の模擬店で、実際に見かけたものだと

焼き物・汁物類 フランクフルト、焼きそば、焼き鳥、牛串、たこ焼き、今川焼き、たい焼き、肉まん、揚げもち、肉まん、フライドポテト、じゃがバター、大学イモ、トルネードポテト、そば(うどん)、豚汁、おしるこ、ポタージュ、餃子、肉巻きおにぎりetc…

スイーツ・飲み物類 揚げアイス、ジュース(炭酸含む)、ココア、かき氷、杏仁豆腐、フルーツポンチ、わたあめ、りんごあめ、ワッフル、タピオカ、クレープ、チュロス、チョコバナナ、ポップコーン、焼きマシュマロ、スムージー、パンケーキ、ベビーカステラ、サーターアンダギーetc…

などいろいろあります。お腹がすいたらある意味負けですね?
学校によってはめずらしいご当地グルメやちょっとした海外料理なども売られているので、気になる人はぜひチェックしてみてください。

模擬店で買い物をしたくなるときってどんなとき?

ここから本題に入りますが、もしも実際に模擬店で何かを買うとしたら、何に(どんなときに)お金を使いたくなるでしょうか?

もちろん「欲しい(食べたい)ものは欲しいときに買うのが一番!」という考え(欲求)はシンプルで理にかなっていますし、食べ物に関して言えば、それこそお腹がすいたときに買って食べるのが最も満足度が高いはずです。
ですが、何でもかんでも買おうとなると当然キリがありませんし、油断していると見る見るうちにお金が減ってしまうのもまた事実ですよね…。

大金持ちであればまた話は別ですが、どうせなら自分の満足度を少しでも高められるような、かしこくも充実した買い方をしたいところです。せっかくなので、以下ではそれにまつわる簡単な方法もとい「秘訣」をいくつか紹介したいと思います。

模擬店から学ぶ、お金を上手に使うためのヒント

メニュー(品物)の平均価格を知っておく


これは筆者が実際に文化祭をめぐっているうちにうすうす気付いたことですが、一般的な商品の物価と同じように、模擬店のメニューにもまた大よその平均的な価格帯というものが決まっています。

たとえは、模擬店メニューの中でもよく見かける「フランクフルト」を例にとると
  • A校の文化祭のフランクフルトの単価=一本100円
  • B校のフランクフルトの単価=一本150円
  • C校のフランクフルトの単価=一本200円

こういった具合になります。

たまに250円以上の高値(観光価格)で売られる学校もありますが、市場から察するに、フランクフルトの平均価格は150円と考えるのが妥当です。
つまり、文化祭でフランクフルトを買うのであれば150円、もしくはそれ以下の価格で売られている模擬店で買うのがお得ということになります。このあたりは火を見るよりも明らかでしょうか?

また、100円以下の価格で売られているフランクフルトはさすがに見かけた記憶がないので、フランクフルトの底値は100円でほぼ間違いないはずです。言い換えれば、模擬店のフランクフルトはできれば100円で売られているときに買うのがベスト!というわけですね。

ちなみに他の代表的なメニューの平均価格は
  • 焼きそば=一パック200円
  • タピオカ=一本150円
  • チュロス=一本150円

あたりになるでしょうか。特に、タピオカは一般的な専門店では軒並み値が張る傾向が強いので、こうした機会で気軽に手を出しやすい点は単純にありがたいですよね。
ただし、たこ焼きや餃子といったような、いわゆる一パック分の個数がお店ごとに変動するような品物は、平均価格があまりあてにできないのでその点はあしからず…。

タイムサービス(セール)をねらう

普段からスーパーや八百屋さんを利用される人には多分おなじみてすが、文化祭の模擬店でも、それらと同じような値下げが実施されることがたまにあります。

値下げの幅は基本的には50円から、さらに運が良ければ100円もの値下がりが期待できるので、頭の片隅においておくと役に立つかもしれません。その分、模擬店の運営側は赤字覚悟の死にものぐるいになるとは思いますが…(苦笑)。

ただし、必ずしも値下げが実施されるとは限らない点や、祭りの最終日閉店間際(早くても午後から)でなければ見られない点なども、本家のタイムサービスゆずりです。品物が売り切れる可能性も考えると、それこそ見かけたらラッキー程度に捉えておくのが無難でしょうか。

特に焦るような用事がなければ、衝動的に買う前に一度踏みとどまってみて、他の企画を楽しみながらチャンスをうががってみるのもありかもしれませんね。

学食も利用してみる


模擬店……ではなく、学食ですね。筆者はどちらかというと模擬店よりも学食派かもしれません(笑)。

一部の文化祭では模擬店と並行で食堂も営業していて、そこで学食を提供する学校もあります。模擬店に比べるとそこまでプッシュされていないので、いわゆる裏メニュー的な扱いになるのでしょうか。

学食のメリットは何と言っても、費用対効果(コストパフォーマンス、縮めてコスパ)が優れていることに尽きます!

カレーライスや定食など、単品でも食事の量や栄養がそれなりに摂取できることや、それらのほとんどが500円以下で購入できることを考えると十分選択肢に含まれるはずです。ワンコインで収まる価格で、それでいてお腹が満たされる…。まさにコスパが高いと言えますね。

模擬店もメニューの種類自体は豊富なのですが、一品ごとの量に関してはそこまで多いものではありません。人にもよりますが、おそらく一品や二品買って飲食した程度ではお腹は満たされないという人も多いはずです。

そして、ようやく満腹になった頃には予想以上に出費がかさんでいたり……なんてことも絶対にないとは言い切れませんよね(苦笑)。そういう意味では、模擬店のメニューは主食向きというよりも、むしろ小腹を埋めることの方に適しているとも言えます。

とはいえ、模擬店と学食はそれぞれで一長一短な部分もあります。とどのつまり
  • お祭り気分を気軽に味わいたい、手早く飲食したいときは「模擬店」を使う
  • しっかり食べたい、コストパフォーマンスを優先したいときは「学食」を使う

といった具合に使い分けるのがオススメです。お金をかしこく使って、文化祭を一層思い出深いものにしてみましょう。
ちなみに模擬店にしても学食にしても、やはりお昼時(特に正午)は人混みが激しくなりがちなので、そこを避けるように意識しておくと動きやすくなると思います。

まとめ

ここで述べたことはあくまで一例であって、特別強要するようなものではありません。文化祭は何かとアドリブが求められる場でもあるので、ときには直感に任せて買い物を楽しんでみるのもまた面白いと思います。

それでも買い物ひいてはお金を扱うにあたって最も大事なことは、いくら使うかでも何に使うかでもなく「お金を使う(それを買う)ことで、自分自身をどうしたいか」に尽きるのでしょう。
こうした心がけは文化祭以外の日常のあらゆる場面でも活かせるはずなので、無理のない範囲でお金ライフを満喫したいですね。

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Niki Niki
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