文化祭は秋だけにあらず?季節はずれの文化祭+αについて
文化祭(学園祭)の季節といえば秋、とイメージする人は筆者も含めて多いと思います。実際に毎年9月から11月は秋の文化祭シーズンで、全国各地の学校でにぎやかな行事として開催されています。
ですが、ここでふと一つの疑念が浮かびます。「いつから文化祭が秋の時期にしか行われないイベントだと錯覚していたのか?」と…。
今回はそんな固定観念を崩す意味も込めて、秋以外にも行われる文化祭とそれに準ずるイベントについて紹介します。
名指しにはなりますが、わかりやすい例としては東西の有名どころでもある
などがあたります。ちなみに前者は毎年4月末に、後者は毎年5月半ばに開催されることが多いようです。
祭りの内容に関しては、一般的な秋のそれと同じかそれ以上の大ボリュームで、来場者数も例年で数千人から数万人は軽く超えるとも言われています。ここまでくると、文化祭を通り越して国内有数のれっきとした一大イベントになりますね。
しかもこの時期とは別に、秋にも従来通りに文化祭が行われる学校もあるので、その場合は年に二回も祭りが楽しめることになります。まさに財力があるからこそ成せる荒技といったところでしょうか?
また、秋のそれと同様に、これらもインターネットで「文化祭 4月 高校(大学)」などで検索をすれば情報がいくつかヒットすると思うので、興味がある人は時間に余裕があるうちにじっくり探して調べておくのがオススメです。
それらしいものを挙げるとすれば
このあたりになるかと思います。(あくまで想像ですが…)
やはり秋以外に文化祭を行うこと自体が単純にめずらしいため、それだけ注目度や期待感も高まりやすいはずです。
そして秋は確かに何をやるにしても集中しやすい季節ではありますが、一部の生徒にとっては受験シーズンのせいで、気分的に文化祭どころではないというのが本音なのでしょう。
おまけに秋は近年だと大型の台風にも見舞われやすく、日に日に肌寒くもなってくるので、それらを避けるという意味では文化祭の時期をずらすことは特段おかしいことではなく、むしろ理にかなっているようにすら感じます。
これらを考慮すると、今後はもしかしたら秋以外にも、文化祭を実施する学校が徐々に増えてくるのかもしれません。それはそれで何だか面白そうな予感もしますね?(笑)
具体的には、展示や音楽といった一部の企画を切り取って、一つの大きなイベントとして独立させたようなイメージになりますね。ここではその一部を紹介します。
文字通り、巨大なホールやライブハウスなどの公共施設を借りて、定期的に開かれる演奏の場です。代表的なものだと、周辺地域や全国有数の学校から生徒や学生を招いて、合同で演奏会を開く「ジョイントコンサート」などがあります。
演奏会と聞くとピアノや吹奏楽などを連想しやすいですが、実際にはそれら以外にも、ジャズやエレクトーン™(電子オルガン)、三味線や琴といった和楽器による演奏会もあったりするので想像以上に幅が広いですね。
文化祭でも、ときどきチラシなどで演奏会の告知をされることがあるので、興味がある人はチェックしておきましょう。
また、いずれも生徒や学生が参加にかかわっているものであれば、基本的に無料で鑑賞することができます。文化祭からその音楽の分野に興味を持ち始めた人は、それに付随するような形で演奏会の方にもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
人によっては聞き慣れないかもしれませんが、平たく言えば、展示の要素のみに特化した文化祭になります。実際に筆者もこの記事を書く半年前までは、卒展の存在自体をよく知りませんでした…(笑)。
卒業とあるだけあって、開催時期は冬場の1月から3月一杯まで行われる学校が多いです。卒展の方もすべての学校で実施されるわけではありませんが、会場は学校だけでなく、美術館や駅前といった大型の施設が利用されることもあります。
そもそも真冬の時期は文化祭シーズンが冬眠状態に入っていると思うので、その代わりとして楽しむこともできますね。
展示自体は美術絵画や立体的な工芸品といった、いわゆるアート系を中心にしたものがよく目立ちますが、実際にはそれ以上にジャンルの幅が多岐にわたることもあります。
参加する学科によっては、自作した楽器やユニークなゲームなどが見られる卒展もあるので、余裕があればじっくりと調べてみるのも面白いですね。
さすがに卒業生が渾身の思いで手掛けた作品だけにクオリティの高い「技術の結晶」が出そろいますが、それでいて参加費用は前述の演奏会と同様に基本的に無料である点が何とも太っ腹です。
それを差し引いても純粋に貴重な体験になるはずなので、もしも住まいの近くで卒展が開かれていたら一度は立ち寄ってみるといいかもしれません。
たまに運が良ければ、コンビニや路上の掲示板に貼られたポスターなどからそのイベントに関する情報を確認することもできますが、事前に知りたいのであれば、やはり率先した情報収集は欠かせません。
幸いにも卒展に関してはネットで「卒展」と検索するだけで、その年に開かれる卒展について信ぴょう性の高い情報が上位にヒットしやすいので、そこから調べるのがオススメですね。
…ひとまず今回はこれだけ覚えていただければOKでしょうか(笑)。
ここで紹介したような行事に一通り参加する頃には、自然とイベント好きになっているか、もしくはそれ相応の多趣味になっているかもしれません。視野を広げることで、自分の興味をとことん探求(追求)してみるのも悪くはないですね。
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岐路に立ったとき、あなたはどうする?文化祭も人生も選択の連続
ですが、ここでふと一つの疑念が浮かびます。「いつから文化祭が秋の時期にしか行われないイベントだと錯覚していたのか?」と…。
今回はそんな固定観念を崩す意味も込めて、秋以外にも行われる文化祭とそれに準ずるイベントについて紹介します。
秋以外の季節に行われる文化祭について
秋の9月から11月以外にも、文化祭を実施する学校は各地でちらほらあります。さすがに開催校の数は秋のそれには及ばないものの、春先の4月から初夏である6月付近にかけて、一部の高校や大学で集中的に開催されることが多いですね。該当する文化祭の詳細
- 大阪大学(いちょう祭)
- 東京大学・本郷弥生キャンパス(五月祭)
などがあたります。ちなみに前者は毎年4月末に、後者は毎年5月半ばに開催されることが多いようです。
祭りの内容に関しては、一般的な秋のそれと同じかそれ以上の大ボリュームで、来場者数も例年で数千人から数万人は軽く超えるとも言われています。ここまでくると、文化祭を通り越して国内有数のれっきとした一大イベントになりますね。
しかもこの時期とは別に、秋にも従来通りに文化祭が行われる学校もあるので、その場合は年に二回も祭りが楽しめることになります。まさに財力があるからこそ成せる荒技といったところでしょうか?
また、秋のそれと同様に、これらもインターネットで「文化祭 4月 高校(大学)」などで検索をすれば情報がいくつかヒットすると思うので、興味がある人は時間に余裕があるうちにじっくり探して調べておくのがオススメです。
秋以外にも文化祭が行われる背景
このあたりは筆者もよく知らない部分が多々あるのですが、春先や初夏のうちに文化祭を開催することでメリットがいくつかあるのではないかと考えています。それらしいものを挙げるとすれば
- 入学シーズンから間もない時期に祭りを行うことで、外部の人だけでなく新入生にも学校のアピールができる
- 秋よりも日の入りまでの時間が長くて気候もおだやかなため、運営側も観客も活動しやすい
- 最高学年の生徒が本格的な受験シーズンに入る前の処置として
このあたりになるかと思います。(あくまで想像ですが…)
やはり秋以外に文化祭を行うこと自体が単純にめずらしいため、それだけ注目度や期待感も高まりやすいはずです。
そして秋は確かに何をやるにしても集中しやすい季節ではありますが、一部の生徒にとっては受験シーズンのせいで、気分的に文化祭どころではないというのが本音なのでしょう。
おまけに秋は近年だと大型の台風にも見舞われやすく、日に日に肌寒くもなってくるので、それらを避けるという意味では文化祭の時期をずらすことは特段おかしいことではなく、むしろ理にかなっているようにすら感じます。
これらを考慮すると、今後はもしかしたら秋以外にも、文化祭を実施する学校が徐々に増えてくるのかもしれません。それはそれで何だか面白そうな予感もしますね?(笑)
文化祭に関連した他のイベントについて
厳密には直接的なつながりはないものの、文化祭の面影を感じさせるようなイベントは思いのほか随所に見受けられます。具体的には、展示や音楽といった一部の企画を切り取って、一つの大きなイベントとして独立させたようなイメージになりますね。ここではその一部を紹介します。
定期演奏会
文字通り、巨大なホールやライブハウスなどの公共施設を借りて、定期的に開かれる演奏の場です。代表的なものだと、周辺地域や全国有数の学校から生徒や学生を招いて、合同で演奏会を開く「ジョイントコンサート」などがあります。
演奏会と聞くとピアノや吹奏楽などを連想しやすいですが、実際にはそれら以外にも、ジャズやエレクトーン™(電子オルガン)、三味線や琴といった和楽器による演奏会もあったりするので想像以上に幅が広いですね。
文化祭でも、ときどきチラシなどで演奏会の告知をされることがあるので、興味がある人はチェックしておきましょう。
また、いずれも生徒や学生が参加にかかわっているものであれば、基本的に無料で鑑賞することができます。文化祭からその音楽の分野に興味を持ち始めた人は、それに付随するような形で演奏会の方にもぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
卒展(卒業・修了制作展)
人によっては聞き慣れないかもしれませんが、平たく言えば、展示の要素のみに特化した文化祭になります。実際に筆者もこの記事を書く半年前までは、卒展の存在自体をよく知りませんでした…(笑)。
卒業とあるだけあって、開催時期は冬場の1月から3月一杯まで行われる学校が多いです。卒展の方もすべての学校で実施されるわけではありませんが、会場は学校だけでなく、美術館や駅前といった大型の施設が利用されることもあります。
そもそも真冬の時期は文化祭シーズンが冬眠状態に入っていると思うので、その代わりとして楽しむこともできますね。
展示自体は美術絵画や立体的な工芸品といった、いわゆるアート系を中心にしたものがよく目立ちますが、実際にはそれ以上にジャンルの幅が多岐にわたることもあります。
参加する学科によっては、自作した楽器やユニークなゲームなどが見られる卒展もあるので、余裕があればじっくりと調べてみるのも面白いですね。
さすがに卒業生が渾身の思いで手掛けた作品だけにクオリティの高い「技術の結晶」が出そろいますが、それでいて参加費用は前述の演奏会と同様に基本的に無料である点が何とも太っ腹です。
それを差し引いても純粋に貴重な体験になるはずなので、もしも住まいの近くで卒展が開かれていたら一度は立ち寄ってみるといいかもしれません。
補足
なお、これらのイベントも一般的な文化祭と同様に、CMなどで親切に告知されるわけではないため、基本的にはインターネットなどを使って自発的に探す必要があります。ツイッターなどのSNSを活用すれば、さらに効率的に探すことができます。たまに運が良ければ、コンビニや路上の掲示板に貼られたポスターなどからそのイベントに関する情報を確認することもできますが、事前に知りたいのであれば、やはり率先した情報収集は欠かせません。
幸いにも卒展に関してはネットで「卒展」と検索するだけで、その年に開かれる卒展について信ぴょう性の高い情報が上位にヒットしやすいので、そこから調べるのがオススメですね。
まとめ
- 文化祭は秋以外にもある!それと似たようなイベントも、探せば意外と年中あちらこちらにある!
…ひとまず今回はこれだけ覚えていただければOKでしょうか(笑)。
ここで紹介したような行事に一通り参加する頃には、自然とイベント好きになっているか、もしくはそれ相応の多趣味になっているかもしれません。視野を広げることで、自分の興味をとことん探求(追求)してみるのも悪くはないですね。
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岐路に立ったとき、あなたはどうする?文化祭も人生も選択の連続
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