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3月, 2020の投稿を表示しています

なぜ人は写真を撮りたくなる?写真から見えてくる、人が求めるもの

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写真とは思い出や記念、ときには重要な記録として、わたしたちの日々の生活に彩りや刺激をもたらしてくれるものです。 今日ではスマートフォンなどの携帯端末で当たり前のように物や景色を撮影して、画像として収める人も多いのではないでしょうか。 今回はそんな「 写真 」をテーマに、人々が写真に何を求めるのか、写真を通して何を知りたいのかといったちょっとした謎について探っていきます。 そもそも写真とは?文化祭から見えてくる写真のイメージ 文化祭における「写真」 一般的な学校の文化祭では、それほどめずらしくない頻度で「写真」の企画がお披露目されることがあります。 その名の通りアナログの写真を使った展示会のようなもの で、大抵は写真部や写真サークルによって運営されます。 学校によっては何らかのテーマに絞ったものが大量に撮影されていたり、 ポストカード にしたものが無料で配布されたりと、見せ方が豊富である点がユニークですね。 また、撮影者による 一言コメント が添えられたものだと親近感やネタらしさが増すので、筆者は割と好きです(笑)。 高校と大学では写真へのこだわり方が違う? ちなみに文化祭では、中学校や高校までの写真部の企画と、大学での写真の企画とではそれぞれの見せ方や印象に若干違いがあります(あくまで筆者の体感ですが)。 一見同じ写真でも、前者は よくある日常の風景や観光スポット、ちょっとした驚きの光景 といったようないわゆる「 映える 」シーンを中心に撮影されたものをよく見かけます。 対して後者はそれ以外にも、 遠近感や臨場感といった、立体的もしくは洗練された構図(黄金比など) を意識したような写真が多く見られる傾向があります。 高校までと大学とで、撮影者の感性やこだわりに違いが表れるのはなかなかに興味深い と思うので、祭りで見かけたときはそのあたりも意識して眺めてみると面白いかもしれません。 なぜ写真を撮るのか(撮りたくなるのか) なぜ、なのでしょうか?書いておいて何ですが、むしろ筆者が知りたいくらいです…。無責任すぎますね(笑)。 写真を撮りたくなる大きな2つの理由 先にも述べたように、写真を撮る文化は昔から現在に至るまで幅広い層の人に根強く浸透していて、特段めすらしいものではありません。ですが、もう少しシンプル

岐路に立ったとき、あなたはどうする?文化祭も人生も選択の連続

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ちまたではときどき「 人生は選択の連続 」と言われることがありますが、それは文化祭においても例外ではありません! 今回は筆者の実体験をもとに、 何かを選択することの難ししさとそれに対する向き合い方 について述べていきたいと思います。日頃から迷ったり、悩んだりすることが多い人への手助けにつながれば幸いです。 文化祭で「選択」が迫られる場面とは 文化祭において選択がしいられるような状況とは、とどのつまり 参加する文化祭の学校をどこにしようか選ぶとき その文化祭で楽しみたい企画(出し物)を選ぶとき こういった場合に生じます。 文化祭を知ってまだ間もない頃であれば特に気にするようなことでもないのですが、ある程度祭りに慣れ親しんでくると、このあたりで意外と悩ましい思いをしてしまうこともしばしばありますね…(苦笑)。 参加する文化祭(学校)の行き先を選ぶとき 普段からどこかに外出する用事があるときは、大抵あらかじめ 行き先 を決めておく(決まっている)ことが多いですよね。あるいは行き先の候補や方角だけでもそれなりに絞る人が多数かと思います。 文化祭は基本的に、 同じ日程(おもに週末の土日の二日間)でいくつもの学校で一斉に開催される ものですが、その土日だけでも数校の、場合によっては 数十校 もの文化祭が一度に開催される地域もあります。 文化祭はその性質上、一度のシーズンで巡れる学校の数には限りがあります。それだけならまだしも、何よりつらいのは「 見逃してしまった文化祭は、事実上来年(次回)までお預けになってしまう 」ことです。 毎年楽しめるという意味ではまたチャンスは訪れますが、一年とは長いようで短いようで、しかし長く感じられるものです。ゆえに学校の行き先を厳選しようとなると、それなりに慎重になってしまう人もいるのではないでしょうか。 その文化祭で楽しむ企画(出し物)を選ぶとき これは中高一貫校や大学などの大規模なところにありがちなのですが、企画や見どころが大量にある文化祭は、時として 取捨選択 をしいられることがしばしばあります。 企画や見どころの数が多いことそれ自体は確かにうれしいものです。ただし内容次第では、それだけ 時間内に企画を一通り満足に見切れない可能性もある ということでもあります。 さらに運が悪い

文化祭は秋だけにあらず?季節はずれの文化祭+αについて

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文化祭(学園祭)の季節といえば 秋 、とイメージする人は筆者も含めて多いと思います。実際に毎年9月から11月は秋の文化祭シーズンで、全国各地の学校でにぎやかな行事として開催されています。 ですが、ここでふと一つの疑念が浮かびます。「 いつから文化祭が秋の時期にしか行われないイベントだと錯覚していたのか? 」と…。 今回はそんな固定観念を崩す意味も込めて、秋以外にも行われる文化祭とそれに準ずるイベントについて紹介します。 秋以外の季節に行われる文化祭について 秋の9月から11月以外にも、文化祭を実施する学校は各地でちらほらあります。さすがに開催校の数は秋のそれには及ばないものの、 春先の4月から初夏である6月付近にかけて、一部の高校や大学で集中的に開催されることが多い ですね。 該当する文化祭の詳細 名指しにはなりますが、わかりやすい例としては東西の有名どころでもある 大阪大学(いちょう祭) 東京大学・本郷弥生キャンパス(五月祭) などがあたります。ちなみに前者は 毎年4月末 に、後者は 毎年5月半ば に開催されることが多いようです。 祭りの内容に関しては、一般的な秋のそれと同じかそれ以上の大ボリュームで、 来場者数も例年で数千人から数万人は軽く超えるとも言われています。 ここまでくると、文化祭を通り越して国内有数のれっきとした一大イベントになりますね。 しかもこの時期とは別に、秋にも従来通りに文化祭が行われる学校もあるので、その場合は 年に二回 も祭りが楽しめることになります。まさに財力があるからこそ成せる荒技といったところでしょうか? また、秋のそれと同様に、これらもインターネットで「 文化祭 4月 高校(大学) 」などで検索をすれば情報がいくつかヒットすると思うので、興味がある人は時間に余裕があるうちにじっくり探して調べておくのがオススメです。 秋以外にも文化祭が行われる背景 このあたりは筆者もよく知らない部分が多々あるのですが、春先や初夏のうちに文化祭を開催することで メリット がいくつかあるのではないかと考えています。 それらしいものを挙げるとすれば 入学シーズンから間もない時期に祭りを行うことで、外部の人だけでなく新入生にも学校のアピールができる 秋よりも日の入りまでの時間が長くて気候

十人十色!文化祭(学園祭)のタイプ・顔ぶれの紹介

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前回の記事 では「高校の文化祭」と「大学の学園祭」の二つを簡単に取り上げましたが、今回はそこからさらに細かくして、より多様な種類の文化祭について紹介したいと思います。 一般的なタイプの学校の文化祭について 文化祭では学校ごとに、企画(出し物)の種類や幅に結構な違いがあります 。まずはその中から、よく見かけるポピュラーなタイプのものをピックアップします。 ごく普通の学校の文化祭 世間で最もよく見かける、まさに絵に描いたようなタイプの文化祭です。 高校や大学に関係なく、ほとんどの学校の文化祭はこれに当てはまる と思います。 普通なだけあって企画の数や種類などの バランス もちょうどよく、展示物から音楽、食べ物、パフォーマンス、お化け屋敷などのアトラクションに至るまで必要最低限のものはここに集約されています。 筆者としても、何だかんだでこのタイプの文化祭が一番地に足がついている感じで安心感があるかもしれません。シンプルイズベストを求める人にもオススメです。 中高一貫校の文化祭 中高一貫、すなわち 同じ所属(附属)の中学校と高校とが、合同で開催する文化祭 のことです(高校と大学の組み合わせのところもあります)。 大まかな部分は前述の普通のそれと大差はありませんが、しいて言えば一貫校の文化祭は、それらの純粋なボリュームアップ版といったイメージです。 つまり、中学校と高校の同日程の開催により、企画の数や見どころもほぼそのまま 二倍 になります。ぜいたくですね(笑)。 中高一貫校の存在自体がなかなかめずらしく、目にする機会はそこまで多くはないですが、その分だけ祭りの総合的な満足度は高い傾向があります。興味がある人はこの機会に探してみてはいかがでしょうか。 男子校、女子校の文化祭 こちらも基本的な雰囲気は双方ともに他の文化祭とそこまで変わりませんが、 男子校では科学実験やスポーツイベント 、 女子校では華道やファッションショー といったように、それぞれ 特有の企画に若干違いが見られる ことがあります。 なお、男子校や女子校と聞くと変に身構えてしまいそうな面もありますが、 あらかじめ入場に制限がかけられた学校でなければ、誰でも気軽に参加ができます。 プライバシーを侵害しない範囲で祭りを堪能してみるのも、一つの社会勉強につながるかもしれ

同じようで結構違う?高校の文化祭と大学の学園祭を比べてみる

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文化祭と一言で言っても、学校によっていろいろな形や種類があります。その中でも大きく分けるとすれば「 高校 」と「 大学 」の文化祭になります。 今回はそれぞれ二つの中身や特徴、違いについて簡単に紹介します。祭りを楽しむうえでは特別必要な知識ではありませんが、ここから文化祭に対する理解や親しみををより深めてもらえたらありがたいです。 一般的な高校の文化祭について 正確には「 小・中学校も含めた、高校までの文化祭 」になります。文化祭は学校行事の一つで、その学校の生徒は原則全員参加することになっているため、必然的ににぎやかなムードが生まれやすいですね。 ちなみに秋の文化祭シーズンは、ほとんどの中学校や高校で 9月か10月 を中心に開催されます。 高校の文化祭のおもな特徴 開催時間は平均的に、午前10時から午後4時までの学校が多い 看板やポスターなどの装飾は、手作り感満載のアナログなものが目立つ 品物や出し物の価格が全体的に抑え目、もしくは無料であることが多い 企画はそれこそ美術なら美術部、軽音楽なら軽音楽部といったように 部活動 に基づいた名の知れたものが数多くそろっているので、きっとお気に入りのものが見つかるはずです。 装飾はアナログ、いわゆる 自分たちの手で直接描いたり切ったりして作り上げたもの が多く見受けられます。当然それは唯一無二のものですから自ずと愛着が生まれますし、同時に 手作りゆえのあたたかみが伝わってくる 点もまた、非常に魅力的に感じます。 価格面については、例として「 茶道 」の企画がわかりやすいと思います。ちょっとした茶菓子やお茶を味わえる企画ですが、 高校までの文化祭は茶道が無料で体験できる学校が多い ので、興味のある人は覚えておくと便利ですね(大学だと有料になりがちなので…)。 等身大ならではの魅力 高校の文化祭を語るうえで欠かせない最大の特徴、それは「 祭りの空間も出し物も、コンパクトで等身大である 」ということです。 コンパクトと聞くと、人によっては やれることや見どころが少なくて物足りないのでは? といったマイナスな印象を抱いてしまうかもしれませんが、そちらの意味ではなくむしろ 空間が必要最小限の形でまとめられていて、無駄がなく洗練されている 人と人との距離が身近に感じられる
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Niki Niki
こんにちは。ご覧になってくれてありがとうございます。日頃から面白そうなことや可能性を探しています! マイナー気味な話題にふれたり、0から何かを生み出したりすることに興味を抱く自称多趣味です。ツイッターもやっておりますのでよろしければヘッダーからどうぞ。(・w・)